こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話3月7日(土)10:30~13:00

【ストーリー】
札幌で暮らす鹿野靖明は幼少から難病の筋ジストロフィーを患い、車いす生活。体で動かせるのは首と手だけで、介助なしでは生きられないのに病院を飛び出し、ボランティアたちと自立生活を送っていた。
夜中に突然「バナナ食べたい」と言い出すワガママな彼に、医大生ボラの田中は振り回される日々。しかも恋人の美咲に一目ぼれした鹿野から、代わりに愛の告白まで頼まれる始末!最初は面食らう美咲だが、鹿野やボラたちと共に時間を過ごす内に、自分に素直になること、夢を追うことの大切さを知っていく。そんなある日、鹿野が突然倒れ、命の危機を迎えてしまう…。
©2018映画「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」製作委員会

監督
:前田哲 脚本:橋本裕志 音楽:富貴晴美 企画:石塚慶生
撮影:
藤澤順一 照明:長田達也 録音:鈴木肇 美術:三ツ松けいこ 編集:西潟弘記
出演:
大泉洋 高畑充希 三浦春馬 萩原聖人 渡辺真起子 宇野祥平 韓英恵 竜雷太 佐藤浩市 原田美枝子
原作:
渡辺一史こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち」(文春文庫刊)
配給:
松竹  2018年/120分/DCP
【上映情報】
 
日時:
2020年3月7日(土)10:30~13:00
料金:
前売り500円、当日800円
会場:
調布市文化会館たづくり くすのきホール
日本語字幕付き上映
チケット発売日:
会員2020年1月22日(水) 一般 2020年1月24日(金)
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第2回映画のまち調布賞 録音賞受賞 鈴木 肇(すずき はじめ)

選定理由

俳優の役柄の特徴をとらえ、それぞれのセリフをキャラクターに合わせて丁寧に整えている。病院内のシーンが多いが、医療機器の音もさりげなく、程よいバランスのSE(音響効果)となっている。録音技師の人柄が出ている優しい音が、感動ドラマであり、コメディである作品にマッチしている。
※鈴木氏は2019年8月に逝去されました。謹んでご冥福をお祈りいたします。

経歴

1961年生まれ、神奈川県出身。96年『岸和田少年愚連隊』(監督:井筒和幸)で技師デビュー。主な作品に『刑務所の中』(02/監督:崔洋一)、『釣りバカ日誌』シリーズ(03~09/監督:朝原雄三)、『SHINOBI』(05/監督:下山天)、『カラスの親指』(12/監督:伊藤匡史)、『はじまりのみち』(13/監督:原恵一)、『ホットロード』(14/監督:三木孝浩)、『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』(16/監督:三木康一郎)などがある。

トークゲスト

石塚慶生(映画プロデューサー)

1969年鳥取県生まれ。早稲田大学を卒業後、TVコマーシャルの制作に関わる。2003年に松竹株式会社に入社。以後、映画プロデューサーとして『子ぎつねヘレン』、実写版『ゲゲゲの鬼太郎』、『はじまりのみち』、『日々ロック』、『植物図鑑』、『一週間フレンズ。』、『ディストラクション・ベイビーズ』、『こんな夜更けにバナナかよ』、『記憶屋あなたを忘れない』などを手掛ける。『わが母の記』はモントリオール世界映画祭で審査員特別グランプリ、日本アカデミー賞の12部門で優秀賞を受賞。同作品で、プロデューサーとして藤本賞・奨励賞を受賞。録音技師の鈴木肇氏とは『はじまりのみち』、『植物図鑑』、『こんな夜更けにバナナかよ』で仕事を共にする。

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お問合わせ
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文化・コミュニティ事業課 文化事業係

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