第5回映画のまち調布賞 概要

映画のまち調布賞とは
主に映画製作の現場を支える技術者や制作会社といった「映画のつくり手」に贈る賞です。
映画・映像関連企業の集積する調布市の独自性を尊重し、「映画のまち調布」にふさわしい映画賞として、映画文化、芸術、産業の振興に寄与した映画・映像作品及びその製作に貢献した者を顕彰します。
各賞について
技術部門(撮影賞、照明賞、録音賞、美術賞、編集賞)
選考方法:「映画のまち調布 シネマフェスティバル2023」で上映可能な第5回日本映画人気投票上位10作品の実写映画をノミネート作品とします。各賞、映画製作において功績のある映画技術スタッフ等で構成する選考委員会で討議の上、受賞者を決定します。
受賞対象:映画製作の現場を支える種々の技術者
作品賞
選考方法:第5回日本映画人気投票の最上位作品とします。
受賞対象:映画制作会社等
特別賞
選考方法:調布市内の映画・映像企業等で構成する選考委員会で討議のうえ受賞者を決定します。
受賞対象:「映画のまち調布」の映画文化、芸術、産業の振興に多大なる貢献と顕著な実績を残した個人若しくは団体又は近年にめざましい活躍をした映画・映像関係者
トロフィーについて
金属や木材、大理石など様々な素材で立体作品を手掛けている調布市内在住の山田元子さん(街のアトリエ)が制作しています。
制作にあたり
「時代劇・現代劇どちらの撮影にもふさわしい自然環境やフィルムの現像に欠かせない良質な地下水があった」ことが、調布が映画のまちとなった理由だと聞きました。
市内を流れる多摩川や野川は、その周辺の景色や、水のイメージともに調布が映画のまちとなったきっかけを象徴するものであると思います。そこで、水、川、フィルムをキーワードにデザインを考案しました。
良質な水はガラス、うねり輝く川、そしてフィルムでの形態に金属を使用し、その台座には調布の木である楠を採用し表現しています。
また、うねる川を模した金属を手前と奥に配置し、捻れた2重螺旋の様な形にすることで遺伝子の様に分裂、増殖し新しいものが生み出される姿をイメージしています。
ガラス、金属、木いずれも熱のこもった手作業で加工されています。映画作りも、モノづくりも人の熱によって実現していると考えています。 同じ熱を持つものとして、トロフィーを通じ、映画作りを応援できればと願っています。

過去の受賞者
その他の映画のまち調布賞
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