『夢二』(1991年/128分/35mm)

©1991/提供:リトルモア

【監督・出演者等】
■監督:鈴木清順
■製作:荒戸源次郎
■脚本:田中陽造
■出演:沢田研二、坂東玉三郎、毬谷友子、宮崎萬純、広田玲央名、 大楠道代、原田芳雄、長谷川和彦、麿赤児
■撮影:藤澤順一 ■照明:上田成幸 ■録音:橋本文雄
■美術:池谷仙克 ■編集:鈴木晄 ■衣裳:宮本まさ江
■配給:リトルモア

大正浪漫を象徴的に生きた男に想を得た、清順美学が炸裂!
国内外で六十年代から熱烈な支持を受け、今なお色あせない魅力を放つ鈴木清順監督の『夢二』を35mmフィルムで上映します。
絢爛豪華で観る者を虜にして放さない、艶やかな映像世界に酔いしれる至極の映画体験を、ぜひスクリーンで味わって下さい。

【ストーリー】
シルクハットの人の群れと、ふわふわと舞う紙風船。かきわける夢二(沢田研二)。フロックコートの男と向き合い、夢二はふざけ半分に引き金を弾くが、もとより当てるつもりはない。しかし男はゆっくりと、正確に、夢二に銃口を向ける。竹久夢二は悪夢にとりつかれている。
駆け落ちを約束した恋人・彦乃(宮崎萬純)とは金沢の湖畔で落ち合うことになっている。一足先に向った夢二は銃声を聞く。隣の村で殺人があり、山狩りをしているのだと旅館の女将(大楠道代)が告げる。妻と妻を寝盗った男・脇屋(原田芳雄)を殺して山に逃げ込んだのは鬼松(長谷川和彦)だ。浮かび上がってくるはずの夫・脇屋の死体を待つ女・巴代(毬谷友子)と湖上で出会う夢二。逢瀬を重ねる夢二と巴代。忍び寄る脇屋の影。フロックコートの男は脇屋だったのだ。悪夢が現実となって夢二に迫る。彦乃は待てどもやって来ない。そして鬼松は大鎌を振りかざして脇屋の影を追う。東京から彦乃の手紙を携えてお葉(広田玲央名)がやって来る。お葉は夢二に惚れている。立会人の天才画家・稲村御船(坂東玉三郎)は魔界の死者か? 紅葉の金沢—いつしか湖は血の色に染まり、もはや時さえ立ち止まる。

【上映概要】

上映日時2023年2月17日(金)10:30
会場調布市文化会館たづくり くすのきホール
料金全席指定 前売券500円 当日券800円
※0歳から入場可。2歳以下ひざ上無料。座席が必要な場合は有料
※会員・ハンディキャップ・団体割引の適用はありません
発売日2023年1月19日(木)
※アートプラス会員先行発売日:1月17日(火)
プレイガイドチケットCHOFU TEL042-481-7222 HP受付はこちら(※要会員登録)
チケットぴあ  【Pコード552-617】
その他・35㎜フィルムでの上映となります。



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