市内映画関連企業レポート:アーク・システム照明技術講習会に参加しました!

映画のまち調布 シネマフェスティバルの実行委員会にも参加いただいている株式会社アーク・システムは、テレビCM、PV、映画撮影等の照明機材のレンタル及び製作、販売を行う会社です。
アーク・システムの社員や制作プロダクション向けに行われている「照明技術講習会」に、調布シネフェスが特別に参加させていただきました!その様子を少しだけご紹介します。

倉庫見学

整頓された沢山の照明機材が並ぶ倉庫

倉庫には撮影用の照明機材がぎっしり。
LEDでは作り出せない太陽のような非常に強い光を作り出せるHMI照明など、映画やドラマの撮影ならではのダイナミックな照明機材をはじめ、ケーブルやスタンド、発電機、様々な色の幕などが綺麗に整理されて並んでいます。
もちろん昔ながらのタングステン照明や最新のLEDまで幅広く取り揃えられており、制作現場の予算や映画の内容、照明技師の好みなど様々なニーズに応じて機材がレンタルできるそうです。

音楽に合わせてプログラムされたムービングライト

MVの撮影やコンサート会場で使われる最新の照明も、スモークが焚かれた空間で間近で体験!
音楽に合わせて照明の色が変わったり点滅するバックライトや自在に動くムービングライトで場を盛り上げ、演出するのも照明の仕事です。

撮影に協力した作品のポスターも並んでいます

ライティング講習

倉庫見学後は1年前に完成したばかりのTestSpace plusに移動し、実践的なライティング講習を受講。
光の当て方の種類や色温度、撮影技法など照明の基礎知識を教えていただいた後、この日のために組まれたセットでシーンごとの照明づくりを体感しました。

モニターを確認しながら自ら照明の指示を出す長井副社長

使用する照明の種類や色温度や角度、抑えやフィルターの有無を調整することで、同じセットでも朝、昼、夜、夕暮れのマジックアワーなどシーンによって表情が全く変わってくることに驚き!
シーンごとに実際の撮影用カメラで記念写真を撮っていただきました。

夕暮れ時のライティング。後ろの壁にはシネフェスのポスターが!

映画やドラマの撮影の裏にある照明の世界を堪能した1日でした!
アーク・システムは幅広い照明機材のレンタルや全国のロケーション撮影対応で映画・映像制作を支えているだけではなく、調布市の春の風物詩となっており毎年多くの人でにぎわう野川の桜ライトアップなども行い、地域の人の心も照らし続けています。
映画のエンドロールなどにお名前がないか、ぜひ注目してみてくださいね。

野川の桜ライトアップ2025の様子

株式会社アーク・システム公式WEBサイト(外部サイト)