主に映画製作の現場を支える技術者や制作会社といった「映画のつくり手」に贈る賞です。
映画・映像関連企業の集積する調布市の独自性を尊重し、映画文化、芸術、産業の振興に寄与した映画・映像作品及びその製作に貢献した方を顕彰します。
映画祭期間中に、上映会付きで映画賞授賞式を行います。
技術部門5賞(撮影賞、照明賞、録音賞、美術賞、編集賞)、作品賞、特別賞
ロゴについて
「Chofu Cinema Awards」の頭文字を象ったロゴです。
調布(Chofu)と映画・映像関連企業(Cinema)で賞(Awards)を支え、繁栄させていくという想いを込めています。
「A」はネガフィルムをイメージしています。
文字表記部分には布で調布を、明朝体は調布市の歴史や重み、そして上品さを表現しています。
トロフィーについて
「時代劇・現代劇どちらの撮影にもふさわしい自然環境やフィルムの現像に欠かせない良質な地下水があった」ことが、調布が映画のまちとなった理由だと聞きました。
市内を流れる多摩川や野川は、その周辺の景色や、水のイメージともに調布が映画のまちとなったきっかけを象徴するものであると思います。
そこで、水、川、フィルムをキーワードにデザインを考案しました。ガラス、金属、木いずれも熱のこもった手作業で加工されています。
良質な水はガラス、うねり輝く川、そしてフィルムでの形態に金属を使用し、その台座には調布の木である楠を採用し表現しています。
また、うねる川を模した金属を手前と奥に配置し、捻れた2重螺旋の様な形にすることで遺伝子の様に分裂、増殖し新しいものが生み出される姿をイメージしています。
映画作りも、モノづくりも人の熱によって実現していると考えています。
同じ熱を持つものとして、トロフィーを通じ、映画作りを応援できればと願っています。